【疾患と徴候】分類でちがう!脱水を基礎から学ぶ!脱水をマスターする!

 

んにちは!えみです!

 

 

 

前回は、

浮腫について

ご紹介しました!

 

 

日々の生活のなかで

症状の原因について考える癖は

ついてきましたか??

 

 

今回は脱水

ついてご紹介して

いきたいと思います。

 

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脱水と聞いて

まずなにを思い浮かべますか?

 

 

 

 

よく高齢者と成人、小児で

水分量が違うことや

 

 

高張性、低張性とかいうワードを

目にすると思います。

 

 

正直

それを知ってどうするの?

難しそうでとっつきにくいと

おもいます。

 

 

わたしも最初

熱中症で脱水になると聞くけど

深い知識はないなと思っていました。

 

 

 

しかし、脱水は

循環血液量に

関係してくることや

尿崩症の理解にも繋がります。

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よく臨床では

ボリューム不足と言われていますが、

血管内の脱水もあり命に大きく

関わるため理解が必要です!

 

 

 

逆に、脱水を理解

していないと対応の仕方に

困ってしまいます。

 

 

わたしも脱水の重要性を

感じたのは実習の時でした。

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受け持った患者さんが

血圧が低く、最初はなぜ血圧が

低かったのかわかりませんでした。

 

 

 

先輩に相談すると

「血管内脱水を起こしているのかも

しれないね。」と言われました。

 

 

 

血管内脱水?

初めて聞く言葉に戸惑いながら

調べると一般的に言われる脱水と

全く別のものだった、

 

 

 

 

という経験をしました。

 

 

脱水の中でも種類があり、

それを理解しておかないと

対応の仕方がわからなくなってしまいます。

 

 

 

 

 

今回のテーマは、

「脱水の種類をマスターです」

です。

 

 脱水の種類として

高張性、低張性脱水を説明します。

 

 

 

 

 

高張性脱水とは、

水欠乏性脱水ともいわれるものです。

 「水 イラスと」の画像検索結果"

 

沢山汗をかくと

細胞外の水分がなくなっていきます。

 

すると

自然と細胞外のナトリウムの濃度が

あがります。

 

ナトリウム濃度が上がると浸透圧が働き

細胞内から細胞外へ水が移動します。

 

 

浸透圧とは

二つの箱があり、濃度が違うとすると

お互いに濃度を同じにしようとする

働きのことです。

 

 

著明な症状は出ませんが

頭痛や嘔気、倦怠感が出てきます。

「頭痛 イラスト」の画像検索結果"

 

 

 

 

 

 

低張性脱水とは

ナトリウム欠乏性脱水というものです。

「塩分 イラスト」の画像検索結果"

 

ナトリウムは細胞外(血管)に多く、

細胞外のNaが減ると浸透圧で

(濃度を同じにする働き)

 

 

水分が細胞外から

細胞内に引き寄せられます。

 

 

細胞内に水分が移動するため

細胞内水中毒といい立ち眩み、

頭痛、けいれん

出現します。

 

 

 

低張性脱水は

嘔気な下痢、腎炎などが原因で起こります。

 

 

 

特に低張性脱水では

細胞外の水分が減ってしまうため

循環血液量が減り

血圧の低下を引き起こします

 

 

 

 

 

 

では、復習として

問題を解いてみましょう。

 

 

Q水欠乏性脱水で低下するのはどれか。

 

1、尿量

2、尿比重

3、血漿浸透圧

4、血清ナトリウム値

 

 

 

 

 

では答えです。

1の尿量です。

体液の量が低下することにより

尿量も減少していきます。

 

 

 脱水については以上です。

 

 

時間も限られていくなかで今すぐ

できる勉強法を伝えます。

 

 

過去問を解いていくなかで

全然わからない問題が

ありますよね。

 

 

そうゆうときは

ずっと考えこむのではなく、

解説を読んで頭を整理してから

問題を解きます。

 

 

 

いつもは問題を見てから

回答していましたが、

回答を読んでから整理して

問題を解くことで

 

 

何がわからなかったのか

が明確になります。

 

ぜひ日々の勉強に

取り入れてみてくださいね。

 

 

今日も勉強おつかれさまです!

ゆっくり休んでくださいね!