【人体の構造と機能】肝臓の機能から疾患へ!肝臓の機能マスター!
こんにちは!えみです!
前回は循環器の
不整脈をご紹介しました。
今回は肝臓の機能に
ついてご紹介します!
肝臓の機能をマスターすれば
肝硬変や肝炎などの病気の
理解に繋がっていきます。
さらに、
解剖生理がわかると
一般問題も解ける土台形成が
できていきます。
逆に、
肝臓の機能を理解できて
いないとなぜこの病気で
この症状が出てくるのか
理解できなくなり
勉強もつまらなくなり
やる気も起きず、
国試の勉強も憂鬱なものになってしまいます。
今回のテーマは
「肝臓の機能をマスターする!」
です。
肝臓の機能には
大きく5つの機能があります。
5つの機能を理解することで
肝臓が何者なのか知ることができます。
はじめは5つもあるのか思うかもしれませんが、
5つ理解することで
疾患の理解がとてもスムーズになります。
では
5つの機能について説明していきます。
まず1つ目として
肝臓は代謝する機能があります。肝臓は多くの物質を
代謝する機能があります。
具体的には、
なんらかの病気で
この代謝ができなくなると症状がでてきます。
糖質×⇒血糖コントロールができなくなる
脂質×⇒ホルモンを作れない
ビリルビン×⇒黄疸の原因に
エストロゲンは血管拡張作用があるため
クモ状血管腫や手掌紅斑が出てきます。
2つ目として
血液を固まらせる物質を作ることです。
この機能ができなくなると
血液が固まらずに出血しやすくなります。
3つ目として
毒を分解してくれる機能です。
毒とはアンモニアのことで肝性脳症に繋がります。
4つ目として
胆汁をつくる役割です。
胆汁を作れないと黄疸の原因になります。
5つ目として
鉄分と血液の貯蔵する機能です。
鉄分を貯めておけないと鉄欠乏性貧血につながります。
これで5つの機能としては
以上です。
多いように感じますが
必修問題だけでなく一般問題にも
活用できます。
では、
実際に問題を解いてみましょう。
Q肝臓の機能はどれか
1、体液量の調整
2、胆汁の貯蔵
4、ホルモンの分泌
体液の調整は腎臓が、胆汁をためておくのは
胆嚢、ホルモンを代謝するのは肝臓だが
生成や分泌機能はありません。
一般問題を解くときも
機能を理解して解いていってください。
必修問題にも関連していきます。
日々の勉強に活かしていきましょう。
今日も勉強お疲れ様です!ゆっくり休んでくださいね!