【症状と徴候】不整脈が見えるように!苦手意識を払拭していき不整脈マスターに!

んにちは!えみです!

 

 

前回は、

循環器のショックについて

紹介してきましたが、

 

今回ご紹介するのは、

不整脈です!

 

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心臓は刺激を伝える事で

動いていますが、

不整脈は刺激の

異常による脈の異常です。

 

 

 

不整脈は、

苦手な方も多いと思いますが

わたしも初めは嫌いな分野でした。

 

 

何回勉強しても頭に入ってこず、

模試でも何回も間違えて

やる気も失ってしまいました。

 

 

でもこのやり方を学べば

不整脈がわかり周りとの差を

つけるチャンスにもなります。

 

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さらに、

不整脈をマスターすれば、

見て見ぬふりをしていた

不整脈を見るのが楽しくなります。

 

 

逆に

不整脈の基礎がわからないまま

国試を受けて必修で1点足らずに落ちてしまい

 

 

あの時学んでおけばよかったと

後悔することになります。

 

 

さらに

不整脈がわからないと患者の

異常の早期発見が遅くなり

命の危険にも繋がります。

 

 

 

 

 

今回のテーマは

不整脈をマスターして

苦手意識をなくす!」

です。

 

 

循環器が苦手で

不整脈なんて全くわからないです

という方もご安心ください。

 

 

 

 ここでは

抑えるポイントは

たった2つしかありません。

 

 

まず1つ目は、

心臓の構造を知るです。

 

 

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心臓の構造を知るといっても

まずは4つの部屋を知るだけです。

 

 

上の部屋を心房といい、不整脈では

上室性ともいいます。

下の部屋を心室といいます。

 

 

 

心臓の構造に関連して

心房細動を紹介します。

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名前の通り

心房が細かく動く異常です。

 

 

心房が不規則に細かく震えるため

心房がしっかり収縮してくれなくなり

 

 

心房で血液が停滞するため

血栓を生じやすくなります。

 

 

心臓の構造上

心房にできた血栓

脳に移動し脳血栓症を生じます。

 

 

そのため

心房細動が起こった際は

ワルファリンなどの抗凝固療法

をやっていきます。

 

 

 

 

 

2つ目は、

刺激の伝わり方を知るです。

 

 

心臓は刺激が伝わって

動いています。

 

洞結節⇒房室結節⇒ヒス束⇒右脚・左脚⇒プルキンエ線維

 

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という順番です。

 

 

上から下に刺激が伝わるイメージです。

これがわかることで不整脈の理解にも

繋がります!

 

 

心臓の伝わり方に関連して

洞不全症候群を説明します。

 

 

この洞というのは

洞結節のことを示しています。

洞結節は心臓の指揮者です。

 

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指揮者が異常を起こすと

刺激が伝わらずいわゆる徐脈になります。

 

徐脈になると脳に血液がいかなくなり

酸欠から失神に繋がります。(アダムス・ストークス発作)

 

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指揮者が正常に動いていないと

心臓が止まる原因になるため

ペースメーカーの適応になります。

 

 

 不整脈

どこの異常で起こるのか

とても大切です。

 

 

意識してどこの異常なのか

を考えていくことが重要です。

 

 

 

 

 

それでは

どこの異常かを意識しながら

心室性期外収縮について

学びましょう。

 

 

心室性なので

心臓の下のお部屋の異常です。

 

 

期外収縮とは

れる⇒リズムがずれるということです。

 

 

リズムがずれているので

心房から血液が送り出されていないのに

心室が収縮します。

 

すると空うちの状態

になり全身に血液が回らなくなります。

 

 

 

 

今日お話しした内容は

一般問題につながる問題です。

 

ここで必修問題を解いてみましょう。

とても簡単に感じます。

 

 

Q大動脈に血液を送り出す部位はどれか。

1,右心房

2、左心房

3、左心室

4、右心室

 

 

 

 

では答えです。

A3の左心室です。

 

 

 

ポイント1として

心臓の部屋の話をしましたが、

心臓から全身に血液を送るために

 

部屋からホースが出ているのを

イメージしてみてください。

 

 

一番力強い部屋はどこだと思いますか?

一番力をもっている部屋は左心室です。

 

 

なぜこの左心室が力強いのかと

いうと全身に血液を送り出さない

といけないからです。

 

 

大動脈は左心室に繋がっており

全身に血液を送り出します。

 

 

なぜ心房と心室で筋肉の厚さ

部屋の強さが強いのかを

イメージすると問題が解けていきます。

 

 

 

どうでしょうか?

異常な場所を意識するイメージを

掴んでいただけたでしょうか。

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種類が多い不整脈ですが

1つ1つ丁寧に理解していきましょう!

 

今日も勉強おつかれさまです!

無理なく頑張っていきましょうね!